2014年のジュノン・スーパーボーイ・コンテストで審査員特別賞を受賞し、ドラマや映画で活躍していた田川隼嗣(たがわしゅんじ)さん。
2021年に一度俳優業を引退しました。
その背景にはどのような理由があったのでしょうか?
そこで今回は、
1・田川隼嗣の引退理由3選
2・田川隼嗣の復帰後は?
3・田川隼嗣の出演した映画やテレビ番組
について調べてみたいと思います。
田川隼嗣の引退理由3選
ここからは、田川隼嗣さんが一度引退を決めた理由3つについて調べてみました。
理由1・役者としての自分の在り方に悩んだこと
田川隼嗣さんは2021年の引退時に「昨年の春頃から自分の役者の在り方に悩むことがあった」とInstagramで発表しました。
俳優としての進む道や表現の仕方に悩み続けた結果、精神的な葛藤を感じていたようです。
この悩みが仕事への集中力低下やモチベーションの減退につながっていました。
理由2・仕事に集中できず、精神的に落ち込むことがあったこと
役者としての在り方への悩みは、仕事に専念できない状況を生み、やがて精神的に落ち込むことも増えたと田川隼嗣さんは話しています。
精神的な不安定さにより、これ以上の活動継続が困難と判断し、引退の決断をしました。
理由3・身近な人たちに相談し熟考した末の決断
家族や友人、事務所関係者など、支えとなる人々に現状や心境を話し、彼らの意見や助言を受けながら自分の気持ちと真剣に向き合った結果として、芸能界を離れるという結論に至ったのです。
田川隼嗣さんは「突然の報告になり申し訳ない」とファンに謝罪すると同時に、これまで応援してくれたファンへの感謝も示し、「また別の形でまたお会いできるように頑張ります」と話しています。
この経緯から、単なる衝動的な休止や引退ではなく、心身の状態や将来の方向性を十分に考慮し、周囲のサポートを受けながら熟考した末の大きな決断だったことがわかります。
田川隼嗣の俳優復帰後は?
一度引退した田川隼嗣さんは、「役者の道に再挑戦したい」という強い思いを持つようになり、2023年から俳優活動を徐々に再開しました。
ここからは、田川隼嗣さんの復帰後の活動について詳しく見ていきたいと思います。
地元・長崎での映画出演
田川隼嗣さんは引退後、地元長崎県の学生映画や自主制作映画に俳優として出演し、俳優活動を再スタートさせました。
具体的には、2023年公開の映画「こん、こん。」や、長崎県を舞台にした「今日も咲く花のように」「いろは」などの作品に参加しています。
これらの映画は、地元出身の監督やキャスト、地域クリエイターと共に制作されており、「長崎県の魅力や人のつながりを全国に伝えたい」という思いが込められたローカル発信型プロジェクトです。
このような作品を足掛かりに、田川隼嗣さんは再び俳優活動への情熱を取り戻し、長崎発の映画文化発展にも貢献しています。
「トゥルーカラーズ」などのドラマ出演
田川隼嗣さんの復帰後のドラマ出演について詳しく説明します。
- 2024年1月放送のフジテレビドラマ「君が心をくれたから」第1話にゲスト出演。
若手俳優として重要な役どころを演じました。 - 2025年2月放送のNHK BSプレミアムドラマ「TRUE COLORS(トゥルーカラーズ)」第6話に福原清慈役で出演。
人間ドラマの深みを増すキャストとして好評を得ています。 - 2024年7月には地元長崎県を舞台にした自主映画「こん、こん。」の公開と連動したメディア出演も行うなど、地方発信のドラマ・映画に積極的に関わっています。
復帰後は全国ネットの連続ドラマよりも、地方発信や特定話数のゲスト出演を中心に多様な役柄をこなしており、演技の幅を広げる方向で活動をしています。
個展の開催
田川隼嗣さんは復帰後、絵画制作にも取り組み、自身の個展を開催しています。
2025年3月7日・8日に「ハチブンノナナ」というスペースで個展を開き、これまで描き続けてきたお花や植物を中心とした作品を多数展示しました。
初めての個展であったため、準備に苦労しながらも「皆さんの心に少しでも温かさや癒しが届けば」との思いで作品を制作・発表したそうです。
個展には多くの来場者が訪れ、「たくさんの方々に足を運んでいただき感無量」とInstagramで感謝の気持ちを伝えました。
役者活動と並行し、アート分野でも“自分らしい表現”を模索していることが分かります。
田川隼嗣の出演した映画やテレビ番組
ここからは、田川隼嗣さんの知名度を上げた映画やテレビ番組について詳しく探っていきます。
「真夏のオオカミくんには騙されない」に出演
田川隼嗣さんは2017年7月から9月にかけて放送されたAbemaTVの恋愛リアリティ番組「真夏のオオカミくんには騙されない」にレギュラー出演しました。
番組は男女10人の若者たちが夏の恋模様を繰り広げる内容で、そこに「恋をしていないオオカミくん」(嘘をつく男性)が紛れ込んでいる設定です。
田川隼嗣さんは番組出演当時16歳で、長崎から上京したばかりの若手俳優として注目されました。
素の素直な姿や正統派の美少年ぶりが視聴者から高く評価され、人気を獲得。
番組を通じて多くのファンをつかみ、俳優としての脚光を浴びるきっかけとなりました。
「監察医 朝顔」に出演
田川隼嗣さんは2019年放送のフジテレビ系連続ドラマ「監察医 朝顔」で、医学部生アルバイトの熊田祥太役を演じました。
熊田は実家が歯科医院というお坊ちゃまで、上昇志向があまりなく事なかれ主義の草食系男子です。
要領が悪いためケアレスミスも多いですが、周囲には「それも熊田らしさ」として愛され、法医学教室の雰囲気を和ませるキャラクターでした。
この役が田川隼嗣さんにとって初の連ドラレギュラー出演であり、月9ドラマ出演も初めてでした。
共演した上野樹里さんをはじめとする名優たちから刺激を受け、現場で緊張しながらも成長を重ねました。
また、2020年の続編でも熊田役を続けて演じています。
田川隼嗣さん自身も「緊張したが楽しく演じられた」とコメントし、俳優として大きな飛躍の作品となりました。
「東京リベンジャーズ」のタクヤ役で出演
2021年7月9日公開の実写映画「東京リベンジャーズ」で、田川隼嗣さんは溝高五人衆の一人、山本タクヤ役を演じました。
タクヤはおとなしく体が弱いキャラクターで、高校時代の仲間たちと共に主人公・花垣武道の過去の人生に深く関わる重要な役どころです。
田川隼嗣さんは主演の北村匠海さんら豪華若手俳優陣と共演し、その中でも溝高五人衆としての存在感を示しました。
また、映画は大ヒットし、続編の「東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編」も制作されるなど、話題を呼びました。
田川隼嗣さんもこの続編に出演しています。
まとめ
役者としての在り方に悩み、精神的な葛藤から2021年に一度芸能界を引退した田川隼嗣さん。
その後、地元での映画出演や多様な役柄への挑戦を経て、再び表現者としての道を歩み始めました。
田川隼嗣さんの新たな一歩が多くの人に希望と感動を届けることを願っています。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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