スターダストプロモーションに所属し、関西を拠点に活動していた女性アイドルグループ・たこやきレインボー。
コテコテの関西弁を話し明るく元気なパフォーマンスが魅力でしたが、2022年3月31日に「新プロジェクト断念」が公式に発表され、これによりグループは完全に解散した形となりました。
その背景にはどのような理由があったのでしょうか?
そこで今回は、
1・たこやきレインボーの解散理由4選
2・たこやきレインボーの不適切発言の内容とは?
3・たこやきレインボーメンバーの現在
4・Adoが気になったたこやきレインボーの曲
について調べてみたいと思います。
たこやきレインボーの解散理由4選
ここからは、たこやきレインボーの解散理由4つについてお伝えしていきます。
理由1・新プロジェクトの立ち上げ断念
メンバー全員卒業後に新プロジェクトを予定していましたが、「様々な事情が重なり、新プロジェクトを立ち上げる環境が整わなかった」という公式発表があり、これが最終的な解散の直接的な理由になりました。
理由2・コロナ禍による活動制限
たこやきレインボーはコロナ禍の影響で大きな活動制限を受けました。
2020年以降、ライブイベントや対面ファン交流がほぼ中止または延期となり、グループの活動拠点である関西でも大規模なイベントはできなくなりました。
このため、有観客でのライブを思うように開催できず、ファンやメンバーが直接交流する機会が激減しました。
活動の柱だった「たこ虹の家にいるTV」などのYouTube系企画も、外出自粛・密回避のために内容が制限され、十分なグループ活動ができない期間が続きました。
こうした環境下では新規ファンの獲得やグループの成長が難しくなり、モチベーションや運営方針にも影響を及ぼしました。
理由3・たこ虹番長(マネージャー)の退社
たこやきレインボーの運営体制の変化で特に大きかったのが、グループのマネージャーである「たこ虹番長」こと東野真子氏の退社です。
東野真子マネージャーは、結成当初から長年にわたりたこやきレインボーを支え、メンバーをまとめる中心的存在でした。
彼女は運営の指揮を執り、「肝っ玉母さん」のような存在としてメンバーやファンからも強く信頼されていました。
しかし、グループの卒業・活動休止の時期にスターダストプロモーションを退社したとされ、その後の新プロジェクトの立ち上げに彼女の名前が一切登場しなかったことから、運営体制に大きな影響を与えたとみられています。
理由4・メンバーの不適切発言や炎上によるイメージ低下
たこやきレインボーのメンバー、春名真依さんによるYouTube上の「えたひにん」発言が炎上し、グループのイメージダウンが重なったことも、継続困難な一因になったとされています。
関西在住5人組アイドルグループ「たこやきレインボー(たこ虹)」のメンバー春名真依(20)が、Youtube生配信で不適切な発言をしたとして芸能活動を当面、自粛することが分かった。所属事務所のスターダストプロモーションが3日、公式サイトで発表した。
引用:日刊スポーツ
たこやきレインボーの不適切発言の内容とは?
ここからは、不適切発言の内容について詳しくお伝えしていきます。
春名真依の「えたひにん」発言
たこやきレインボーのメンバー春名真依さんは、2021年1月23日にグループの公式YouTube生配信「たこ虹の家にいるTVリターンズ#26」で不適切な発言をし、その内容が問題視されました。
具体的には、歴史用語である「魑魅魍魎(ちみもうりょう)」という言葉を誤って「えた・ひにん」と読んでしまったことが問題となりました。
「えた・ひにん」は日本の歴史的な身分差別を連想させる言葉で、現代では差別的な意味合いを持つため、社会的に非常に敏感な表現でした。
活動自粛と謝罪
この発言を受けて、所属事務所は本人や家族と協議のうえ春名真依さんの活動自粛を発表しました。
春名真依さんも謝罪コメントを出し、「無知による誤りで深く反省している」と述べ、再発防止のため勉強を誓いました。
春名も「私のYoutube生配信での大変不適切な発言で、ご不快な思いをさせてしまったことを心からお詫び申しあげます」と謝罪。「言葉の意味の誤解、自分の無知によって、こうした事態を引き起こしてしまったことを、深く反省しております。二度とこのような過ちをおかさないために、しっかりと勉強してまいります」とした。
引用:日刊スポーツ

間違えて読んだだけなのに炎上したなんてかわいそう。
たこやきレインボーメンバーの現在
ここからは、たこやきレインボーのメンバーそれぞれの現在の活動について詳しく探ってみました。
堀くるみ
堀くるみさんは卒業後も舞台俳優として活動を続けており、2025年10月には大阪松竹座で開催される舞台「大阪は踊る!」に出演予定です。
また、テレビやラジオなど多方面でタレント活動も行っています。
元気で明るいキャラクターを活かし、関西圏を中心に幅広く活動中です。
根岸可蓮
根岸可蓮さんは、スターダストプロモーション所属の女優・タレントとして精力的に舞台活動を展開しています。
2025年4月には「朗読×ACT」theater『アイディール・セミナー/2nd session』に出演し、演技力の向上と舞台経験を重ねている最中です。
また、過去には数多くの舞台に出演し、2023年や2024年も複数の舞台公演に参加しています。
舞台以外でもファンミーティングを開催するなど、ファンとの交流にも積極的です。
さらに、アニメやポケモン、ワインなどの多様な趣味を公言しており、メディア出演やファンイベントでもそのキャラクターを活かしています。
SNSを通じてファンとのコミュニケーションも活発に行っています。
春名真依
2025年3月に気象予報士試験に合格し、気象キャスターとしての活動もスタート。
2025年7月にはイベント「気象予報士・春名真依の天気をもっと楽しもう!」に出演し、専門分野での知識と魅力を発信しています。
舞台女優としても活躍しており、2024年から2025年にかけて「浦安鉄筋家族~子ども大戦争~」「少年秘密倶楽部[壱]~箱庭の自由~」「尼崎ストロベリー2024」など様々な舞台作品で主要な役を務めています。
テレビドラマにも出演し、2025年にはカンテレ×FOD共同制作のドラマ「ロンダリング」で役柄を演じるなど、映像出演の幅も広げています。
彩木咲良
彩木咲良さんは現在、主に音楽活動と舞台出演を中心に個人で活動しています。
2025年3月には新横浜のストラージで「彩木咲良生誕イベント2025 〜さくらが咲いた日〜」を開催し、自らギターの弾き語りを披露しました。
このイベントには元メンバーの堀くるみさんがMCとして参加し、彩木咲良さんの音楽面での才能や強い意志が感じられた内容でした。
彩木咲良さんは以前たこやきレインボーでオリジナル楽曲を作成するなど音楽の才能を発揮していましたが、グループ解散後は音楽活動からは少し距離を置いている時期もありました。
しかし、この生誕イベントは彩木の音楽再始動の象徴とも言われ、今後の音楽活動に期待が高まっています。
清井咲希
清井咲希さんは2025年現在、女優として主に舞台や映画での活動を中心に幅広く活躍しています。
例えば、2025年5月に上演された舞台「HUNTER×HUNTER THE STAGE3」ではシズク役を演じ、東京や大阪公演に出演しています。
また、2024年の舞台「FINAL FANTASY BRAVE EXVIUS 幻影戦争 THE STAGE」ではラマダ役としても注目を集めました。
映画出演も増えており、2024年公開の「eスポーーーーツ リアルタイムバトル将棋 EDITION」では主演の天堂雫役を務め、「つぎとまります」では出雲朱音役を演じるなど活躍の場を広げています。
テレビ番組にもVTR出演などで参加し、俳優としての知名度を上げています。
2025年には東京と大阪で「清井咲希生誕イベント2025」を開催し、ファンとの交流も活発に行っています。
Adoが気になったたこやきレインボーの曲
Adoが特に気になったたこやきレインボーの曲は「ありがとう たこやきレインボーです」という楽曲です。
この曲はヒャダイン(前山田健一)が作詞・作曲を手がけたもので、たこやきレインボーの明るく元気な雰囲気を象徴する代表曲の一つです。
Adoは中学2年生の頃、スキー教室のゲレンデでこの曲が流れているのを聴いて強く印象に残ったと言っています。
明るくキャッチーなメロディとパワフルなパフォーマンスが印象的で、当時は周囲にこの曲を聴いている人がほとんどいなかったため、不思議な気持ちも味わったそうです。
Adoが気になった「ありがとう たこやきレインボーです」の曲はこちら。
このエピソードから、Adoにとって「ありがとう たこやきレインボーです」は単なるアイドルの曲以上に特別で、自分の音楽的感性に影響を与えた思い出深い楽曲であることがわかります。
まとめ
コロナ禍の影響や運営体制の変化など複数の困難が重なり、新プロジェクト立ち上げを目指すも様々な事情から断念し、2022年に正式解散となったたこやきレインボー。
メンバー5人はそれぞれの夢や目標に向かって新たな道を歩み始めており、グループとしての活動は終わりましたが、彼女たちの絆は変わらず健在です。
ファンは今後もメンバー個々の活躍を温かく見守り応援しています。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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