お笑いタレントであり、トークバラエティー番組「ライオンのごきげんよう」で長年司会を務めた小堺一樹さん。
しかし、31年間という長きにわたり司会を務めた「ライオンのごきげんよう」が終了した頃から、小堺一樹さんの出演機会が減り、最近あまり見かけなくなった気がしますよね。
その背景にはどのような理由があったのでしょうか？
そこで今回は、
1・小堺一樹を最近見ない理由4選
2・小堺一樹の現在
3・小堺一樹の息子や奥さん
についてお伝えしていきたいと思います。
小堺一樹を最近見ない理由4選
ここからは、小堺一樹さんを最近見かけなくなった理由4つについて考察してみたいと思います。
理由1・ごきげんようの終了
「ライオンのごきげんよう」の終了理由には、いくつかの背景があります。
まず、1984年に前身番組「ライオンのいただきます」として始まり、1991年にリニューアルして以来、31年以上にわたり小堺一樹さんが司会を務め続けてきた長寿番組でした。
小堺一樹さんは「人生の半分以上をこの番組に費やした」と語るほどのライフワークであり、還暦を迎える節目として一区切りをつけるタイミングと考えられています。
また、同番組は長期間にわたり多彩なゲストを迎え、人気コーナー「サイコロトーク」など数々の企画で多くの視聴者に愛されましたが、テレビ番組の視聴率や制作コストの問題、テレビ業界の変化により終了が決定しました。
最終回は生放送で小堺一樹さんが一人で進行する形で締めくくられ、視聴者からは惜しむ声が多く寄せられました。
この番組の終了は小堺一樹さんのテレビ出演が激減する大きな要因の一つで、彼の存在感が薄れたと感じられる理由の1つとなりました。
理由2・病気の影響
小堺一樹さんが経験した病気は、「原発不明頸部リンパ節転移」というものだったそうです。
これは首にできたリンパ節のしこりががんであることが判明したもので、病気の特徴は最初にできたがん（原発部位）が特定できないことにあります。
つまり、がんがどこから転移してきたのかはっきりせず、首のリンパ節に転移してできたがんだけが見つかる状態です。
小堺一樹さんはこの病気になった際、死についても考えたほど深刻な状況でしたが、入院中に気持ちが楽になり、その後、禁煙や生活習慣の改善などを行いながら回復に努めました。
病気が見つかったことでテレビ出演の頻度にも影響を与え、一時はレギュラー番組を降板して休養を取ることとなりました。
このことが、テレビであまり見かけなくなった理由の1つと言えるでしょう。
理由3・テレビ業界の変化と需要低下
テレビ業界では近年、特に2020年代に入り大きな変化が起きています。
スマートフォンや5Gの普及により、動画配信サービスの利用が急増し、若年層のテレビ視聴時間が劇的に減少しています。
実際に10代や20代の多くがほとんどテレビを見ず、インターネットの動画を主なメディアとして利用している現状があります。
従来の地上波テレビの広告収入は伸び悩み、広告費はインターネット広告に流れる傾向が強まっています。
特にスポンサー企業はターゲット層の若年層にリーチしにくいテレビ広告よりもSNSや動画配信などデジタル媒体へとシフトしています。
こうした構造変化はテレビタレントの需要にも影響し、特に中堅や個性派のタレントの露出機会が減少する傾向が見られます。
このような環境変化によって、テレビであまり見かけなくなったという印象につながっているようです。
理由4・活動スタイルの変化
小堺一樹さんは、これまで主にテレビのトーク番組やお笑いの司会者として活躍してきましたが、最近は活動のスタイルを変えています。
特に「ライオンのごきげんよう」が終了した後は、テレビ出演の頻度が減り、その代わりに舞台や朗読劇などのライブパフォーマンスに力を入れるようになりました。
例えば、1985年から続けていた主演舞台「小堺クンのおすましでSHOW」は2017年まで30年以上続き、この舞台を通じてコメディアンとしての実力を磨いています。
また、時代の変化に合わせて生放送の情報番組「サタデープラス」（2015年～2020年）でMCを務めるなどテレビの新たなジャンルにも挑戦しました。
さらに、舞台で歌や踊り、タップダンスなど多彩なショーを自ら演じるなど、多方面でエンターテイナーとしての表現を広げています。
こうしたメディア出演以外での活動にシフトしていったことが、最近見かけなくなったと思われる理由だと言えます。
小堺一樹の現在
ここからは、小堺一樹さんの現在の画像や活動についてお伝えしていきたいと思います。
小堺一樹の現在の画像
小堺一樹さんの現在の画像はこちら。
2025年現在69歳になられた小堺一樹さんですが、とってもお元気そうです。
SNSのインスタグラムやX（旧Twitter）を活用し、最新情報の発信やファンとの直接的な交流を続けています。
また、テレビの特別番組やラジオ、映画出演も断続的に行っており、幅広いメディアでの露出を図っています。
関根勤とのコンビ活動
小堺一樹さんと関根勤さんは長年にわたるコンビ「コサキン」として知られ、現在もその活動を続けています。
2025年には節分のイベントやラジオ番組、トークライブなど多くの共演があり、息の合った掛け合いやトークでファンを楽しませています。
二人は40年以上の付き合いがあり、その信頼関係と化学反応が活動の強みとなっています。
関根さんって天才だから、無茶振りに対して「できないよ」とは絶対言わない。突然僕が「アメーバのルリオくんですよね？」とか振っても「細胞分裂！」ってやってくれる（笑)。いつだって予想を超えてくるし、何年一緒にいても新鮮で驚きがある人です。二人ともお笑いが好きという共通点はありますが、少し趣向や方向性が違うのもいいのかもしれないですね。
引用：チイコミ
「コサキンDEワァオ！」などのラジオ番組では、時事ネタや昔話を交えたユーモアあふれるトークが展開され、安定した人気を誇ります。
また、関根勤さんのYouTubeチャンネルに小堺一樹さんも登場してトークを展開することもあります。
関根勤さんとのコンビ活動はお笑いだけにとどまらず、文化的な側面や社会的話題にも触れるなど幅広い内容で知られ、二人の芸歴と実績を活かした成熟したトークが魅力で、ファンを楽しませてくれます。
舞台やライブでの活発な活動
小堺一樹さんは2025年も非常に活発に舞台やライブ活動を続けています。
代表的なライブは「Kazuki Kosakai Sing,Sing,Sing &Talk!!」で、2025年10月30日と31日にコットンクラブにて2日間4公演実施されました。
このライブでは歌やトークを織り交ぜた70分のショーを披露しています。
また、舞台出演も多彩で、新春公演や朗読劇、音楽劇など様々なジャンルを手がけています。
2024年末から2025年初頭にかけて明治座での「ギンギラ学園物語」や、アルファ東京での朗読劇「夏と夜と夢」、さらに赤塚不二夫生誕90周年記念公演「赤塚不二夫スクラップブック」など様々な舞台活動に参加しています。
小堺一樹の息子や奥さん
ここからは、小堺一樹さんの息子さんや奥さんについてお伝えしていきたいと思います。
息子は小堺翔太
小堺一樹さんの息子は小堺翔太（こさかい しょうた）さんで、1986年12月9日生まれのフリーアナウンサーです。
小堺翔太さんは大学生の頃からラジオのパーソナリティを務め、テレビ埼玉のリポーターを経てNHKの情報番組や大河ドラマ「軍師官兵衛」への出演など多方面で活躍しています。
アナウンサーとしてだけでなく、テレビやラジオでの司会・レポーター業務もこなすマルチな才能の持ち主です。
また、父の小堺一樹さんとは非常に仲が良く、SNSやブログで父親の活躍を積極的に応援し、親子としての絆がファンの間でも知られています。
父が69歳になりました。
— 小堺 翔太 (@kosa_umakun) January 3, 2025
おめでとうの家族メシ。
これからも元気で👍 pic.twitter.com/rW7d150SZf
でも、父が有名であることから学校時代には「小堺の息子」として注目され苦労した時期もあったんだとか。
現在は特に競馬に関わる番組での司会やリポートの仕事が多く、専門性を持った活動も広げています。
穏やかで礼儀正しい性格が評判で、父親譲りの話術と親しみやすさで多くの人から支持を得ています。
小堺翔太の結婚相手は？
小堺一樹さんの息子である小堺翔太さんは、2025年時点でまだ結婚していません。
過去に結婚の噂があった女性もいましたが、現在は独身のまま、仕事に専念しています。
その結婚の噂があった女性というのは、吉本新喜劇で活躍する宇都宮まきさんです。
2013年のテレビ番組「復活！パンチDEデートスペシャル」での共演をきっかけに交際の噂が流れ、電撃結婚の可能性も取り沙汰されました。
しかし宇都宮まきさんは2021年に別の男性と結婚したため、この噂は自然消滅しました。
現在は2人の子供を持つお母さんになっているようです。
もう一人、栗林さみさんという女性とも噂がありましたが、これは仕事上の共演がきっかけで広まったデマの可能性が高いと言われています。
小堺翔太さんは小堺一樹さん似の、親しみやすさと優しそうな雰囲気を持つ男性ですから、いつか素敵な女性と出会う日が来ることを期待したいですね。
小堺一樹の奥さんは？
小堺一樹さんの妻は一般人女性の白井ひとみさんで、1985年9月22日に結婚しました。
出会いは喫茶店のパーティーで店主のすすめで知り合い、交際が始まりました。
6年間の交際期間を経て結婚しその後も夫婦仲は良好で、妻は小堺一樹さんの多忙な芸能活動を支える精神的な支柱となっています。
まとめ
小堺一樹さんを最近見かけなくなった理由の一つには、長年司会を務めた「ライオンのごきげんよう」の終了が大きく影響しています。
番組が約31年に渡る歴史に幕を下ろし、小堺一樹さんのテレビでの露出も自然と減少しました。
しかし、小堺一樹さんは舞台やライブでのトークショーを精力的に続けており、関根勤さんとの「コサキン」コンビによるラジオ活動も健在です。
現在はメディア出演の形を多様化させ、ラジオや舞台、ライブ、映画への出演を通じてマルチな表現活動を展開中です。
テレビでの露出が少なくなっても、小堺一樹さんはそのクオリティの高いパフォーマンスと親しみやすい人柄で今なお多くの人に愛され続けています。
メディアの変化に対応しつつ、自身のペースで芸能活動を楽しんでいるようです。
これからも笑顔あふれるエンターテイメントを届けてくれる未来が楽しみです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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