太陽とシスコムーンの解散理由3選!RuRuの現在やマツコとの関係!

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1999年にハロー!プロジェクトから生まれた実力派の4人組女性ボーカルグループの、太陽とシスコムーン

2000年3月に「T&Cボンバー」と改名し、その年の10月に解散しました。

その背景にはどのような理由があったのでしょうか?

そこで今回は、

1・太陽とシスコムーンの解散理由3選
2・太陽とシスコムーンのメンバーの現在
3・太陽とシスコムーンの人気曲やマツコとの関係

について調べてみたいと思います。

太陽とシスコムーンの解散理由3選

ここからは、太陽とシスコムーンの解散理由3つについてお伝えしていきたいと思います。

理由1・元々期間限定ユニットだったため

当初、太陽とシスコムーンはCMキャンペーン限定ユニットとしての短期活動の予定でしたが、つんく♂がメンバーの歌唱力や音楽的可能性を見出し、正式なアーティストユニットとしてデビューを提案。

選ばれた4人はいずれも“元・芸能人”で、芸能界での挫折やブランクを経験していた人達でした。

つんく♂は彼女たちに、「もう一度スポットライトを浴びる機会を与える」というリスタート支援プロジェクトのコンセプトを与えました。

そのためレコード会社からデビュー曲がオリコン6位以内に入らなければ即解散という条件を課され、あくまで成果次第で継続が決まる期間限定体制だったことが解散理由の1つとなりました。

理由2・ RuRuの独立志向

RuRu(本多るる)さんは中国出身で、太陽とシスコムーン結成時は22歳でした。

グループの中での高い歌唱力と存在感が際立っており、活動を続ける中で、グループに縛られずに自由に自身の音楽表現を追求したいという強い意志を持つようになりました。

太陽とシスコムーンはつんく♂により「大人っぽくコアな音楽」を志向したグループとしてプロデュースされましたが、RuRuさんはその枠に収まらず、台湾や中国を含む海外での歌手活動やソロ活動を積極的に展開したいと考えていました。

グループ活動と自身の個人活動に対する方向性のズレが大きくなり、グループとしての足並みがそろわなくなったことから、グループ活動の継続が難しくなりました。

つんく♂も個々のメンバーの個性や意志を尊重していた中で、RuRuさんの強い独立志向を理解し、その自由な活動の選択肢を尊重したことで、最終的にグループ解散が決まりました。

理由3・人気・活動の伸び悩み

太陽とシスコムーンはデビュー当初、つんく♂のプロデュースにより非常に高い音楽的クオリティを持ち、オリコンチャートでも「月と太陽」が4位、「ガタメキラ」が6位、「宇宙でLa Ta Ta」が9位と3作連続でトップ10に入り、順調なスタートを切りました。

しかしその後、4thシングル「Everyday Everywhere」が23位、5thシングル「Magic of Love」が16位に落ちるなど、次第にチャート順位は下降傾向となり、メディア露出も減少しました。

この人気の伸び悩みは、太陽とシスコムーンの「大人向けでコアな音楽性」がメインターゲットを限定的にしてしまい、主に若いファンが多かった当時のアイドル音楽の流行とは違って、たくさんの人に受け入れられにくかったということも一因と考えられています。

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太陽とシスコムーンのメンバーの現在

ここからは、太陽とシスコムーンのメンバーの現在についてお伝えしていきたいと思います。

信田美帆の現在

信田美帆(しのだみほ)さんは元体操選手であり、その経験を活かしてハロープロジェクトのメンバーに対しアクロバット指導を行っていました。

現在は体操の指導者として復帰し、母校の日体大体操部などでダンスレッスンや振り付けを担当しています。

また、オリンピックのコメンテーターや選手の振り付け指導、親子体操教室や高齢者向けの運動機能保持の講演会など、多世代にわたる指導者として活躍を続けています。

本多RuRuの現在

本多RuRu(ほんだ るる)さんは中国出身で、グループ解散後は台湾を拠点に歌手活動を行い、その後日本でソロ活動を展開しました。

女優としての活動もありましたが、現在は芸能界を完全に引退し、アメリカに居住しています。

25周年のイベントなどには日本から連絡を取り応援を続けているものの、公式な活動には参加していません。

稲葉貴子の現在

稲葉貴子(いなば あつこ)さんは元大阪パフォーマンスドールのメンバーで、太陽とシスコムーン解散後は所属事務所関連のスタッフ業務に携わりながら、歌手活動も続けています。

2014年にはユニット「(s)pilit colorピリットカラー」を結成し、昭和歌謡を中心にライブ活動や自主制作CDのリリースを行うなど、アーティストとしての活動を継続中です。

小湊美和の現在

小湊美和(こみなと みわ)さんはグループでの活動の傍ら、解散後も歌手や声優として活動を続ける一方、芸能界を越えた幅広い分野でも活躍しています。

近年はフリーランスでの音楽活動に加え、太陽とシスコムーンの再結成ライブにも参加し、ファンの前に立つ機会も多いです。

個性豊かな歌声とパフォーマンスは今なお評価されています。

結婚したメンバーは?

太陽とシスコムーンのメンバーで結婚しているのは小湊美和だけです。

小湊美和さんは、17歳の時に結婚し18歳で1人目、20歳で2人目の子供を産みましたが、その結婚は2000年に離婚となりました。

その後、2003年に9歳年上の映像関係に携わる男性と再婚し、現在は3児の母親となっています。

一方、稲葉貴子さんは結婚についての公の情報はなく、2024年のインタビューでは50歳で結婚観について語っており、「諦めではなく特別視していない」と述べています。

​本多RuRuさんはアメリカに移住しており、家族と生活していると言われていますが、具体的な結婚情報は公表されていません。

​信田美帆さんについても結婚情報は公開されていません。

太陽とシスコムーンのメンバーの中で結婚しているのは小湊美和さんのみであり、他のメンバーは結婚について公表されていないか、独身とみられています。

定期的に再結成?

太陽とシスコムーンは、2000年に解散後、約8年ぶりの2009年に再集結し、メロン記念日のライブにゲスト出演しました。

その後も期間限定でブログを始めたり、署名運動を経て2009年にライブを行うなど単発的な再結成をしています。

2013年の大晦日にもハロプロのライブで3人が復活し、2015年には当時上海に在住していたRuRuさんも一時帰国して4人でのトークライブが実現しました。

2020年代に入り、25周年を迎えたことで再評価が高まり、3人または4人でのライブやトークイベントを定期的に行うようになりました。

稲葉「再結成、継続中みたいな(笑)」

小湊「“解散しているんですよね?”って聞かれたら“はい”って答えるんですけど、再結成は“しっぱなし”って感じです(笑)。当時の事務所に許可はいただいていますが、所属や契約はしていないので、イベントの準備などは基本的に自分たちでやっています」

引用:週刊女性PRIME

ただしRuRuさんは現在も海外在住のため、全員が揃う機会は限定的です。

太陽とシスコムーンの人気曲やマツコとの関係

ここからは、太陽とシスコムーンの曲の人気順マツコ・デラックスとの関係についてお伝えしていきたいと思います。

太陽とシスコムーンの曲の人気順

月と太陽(最高順位4位)
ガタメキラ(最高順位6位)
宇宙でLa Ta Ta(最高順位9位)
Magic of Love(最高順位16位)
Everyday Everywhere(最高順位23位)
DON’T STOP 恋愛中(最高順位23位)
丸い太陽 -winter ver.-(最高順位25位)
HEY! 真昼の蜃気楼(最高順位31位)

最も有名で人気が高い曲は、「月と太陽」で、1999年にリリースされオリコンチャート最高4位を記録し、DDIポケット(現ソフトバンク)のCMソングとしても使われました

続いて「ガタメキラ」が人気で、こちらは最高6位を記録し、太陽とシスコムーンの代表曲の一つとされています。

宇宙でLa Ta Ta」も9位でヒットし、エルセーヌのCMソングとして認知度が高いです。

マツコは太陽とシスコムーンの大ファン

マツコ・デラックスはハロー!プロジェクトの中でも、特に「太陽とシスコムーンが一番好き」と公言しています。

かつてテレビ東京の特集や『ハロプロショップ』訪問企画でもその発言をしており、「モーニング娘。よりも太陽とシスコムーンが好きだった」と明かしています。

特に楽曲「宇宙でLa Ta Ta」を気に入り、自身のラジオ番組でも「週に1回は聴く」と語ったことがあります。

また、NHK『SWITCHインタビュー 達人達』(Eテレ)でつんく♂と対談した際、マツコは「太陽とシスコムーンこそ、つんく♂の狂気と才能が溢れていたグループ」と語りました。

当時アイドル路線だったモー娘。に対し、太陽とシスコムーンの方はクラブミュージック的な要素やディスコサウンドが強く、「名前はふざけてるけど、曲は本気で名曲」と高く評価していました。

まとめ

大人っぽくコアなサウンドで注目を集め、多くの名曲を残したものの、メンバーの独立志向や人気の伸び悩み、活動期間の限定性から約1年半で解散を迎えた太陽とシスコムーン。

解散後もメンバーはそれぞれの道で活躍し、最近では一部のメンバーが再集結ライブでファンを喜ばせています。

太陽とシスコムーンの輝きは時を経ても色あせず、多くの音楽ファンの心に残り続けています。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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